風の通る道、
光の通る道。
窓の持つ役割を分ける
窓を遊んだリノベーション。
築30余年の木造住宅の内装のみのリノベーション。
針葉樹合板を用いた耐震補強は、各所に白の塗装を施し、デザイン性にも配慮しました。
そして大きなコンセプトは、窓の持つ役割を分けること。つまり、風の通る道と光の通る道を分けました。
既存の開口部に対して、針葉樹合板を用いて塞ぎ、その一部分を正方形にくり抜き、開閉可能な建具を新たに設けました。
その横には等間隔に30φの孔をくり抜きました。
新設の建具をフロストガラスにする事で外からの視線を遮り、光のみを取り込み、建具を閉めても既存の窓を開けておく事で、くり抜いた孔から風が通り抜けます。
エントランスは、内部への導入と外部への連動性を持たせる為、24mmの針葉樹合板でBOXを作り、内部空間との一体感を持たせています。てきすと
Works Spec
愛知県一宮市 / House Renovation / リノベーション / 木造2F / 78.57㎡
Award
2010年度 グッドデザイン賞 受賞
2009年度 わが家のリフォームコンクール 受賞
2009年度 わが家のリフォームコンクール 受賞
Aichi / 2009